熊本県議会 2045-06-01 06月22日-07号
海外の石油情勢は、中東産油諸国の石油価格の流動化と需給の不安定要因から足並みが乱れ、国内的には最近の円安による石油価格への影響から、ガソリンを初め石油製品価格の上昇傾向があらわれている。また、本県における電力需要について言えば、昭和五十五年度にあっては、異常な冷夏等の影響と景気の停滞による産業用需要の落ち込みなどにより前年に比べやや減少したが、昭和五十六年度においては若干の伸びを示している。
海外の石油情勢は、中東産油諸国の石油価格の流動化と需給の不安定要因から足並みが乱れ、国内的には最近の円安による石油価格への影響から、ガソリンを初め石油製品価格の上昇傾向があらわれている。また、本県における電力需要について言えば、昭和五十五年度にあっては、異常な冷夏等の影響と景気の停滞による産業用需要の落ち込みなどにより前年に比べやや減少したが、昭和五十六年度においては若干の伸びを示している。
◎水産部長(下山満寛君) 近年の原油価格は、中国やインドなどのアジア諸国における原油需要増、中東産油諸国の不安定な政治情勢等による供給懸念、投機筋資金の原油市場への流入などの要因により、高止まりの状況にあります。 長崎県漁連のA重油卸売り価格についても、夏場の需要減少時期において、円安や中東情勢の不安から価格は低下せず、10月以降の需要増加時期に入り徐々に値上がりしている傾向にあります。